画像ファイルの読み込みとTexの処理


LaTeXで扱うファイルの説明

拡張子 説明 ラスタ ベクタ
.dvi Device Independent
(デバイスに依存しないの意味)
Texにより出力される文書イメージファイル。DVIOUTにより表示。
.ps Post Script プリンタ用ページ記述言語
.eps Encopusled Post Script カプセル化されたPSファイル
.pdf Portable Document Format アドビ社のAcrobat用ファイル。コンピュータ上での閲覧を目的とする。
.pict Machintosh用QuickDrawの為のデータフォーマット。
.tiff Tagged-Image File Format 画像ファイルフォーマット。
.png Portable Network graphics ネットワークに最適な画像ファイル形式。
.jpeg Joint Photographics Experts Group 不可逆圧縮画像ファイルフォーマット
.pbm Portable Bit Map GhostScriptがEPSを変形して作成。白黒の2値情報で構成。
.bmp Microsoft WindowsDevice Independent Bitmap Windows用標準画像フォーマット。
※ラスタ形式に比べ、ベクタ形式は仮想座標で記録するためコンパクトになる。
  • ラスタ形式: 書き方を記述したデータ
  • ベクタ形式: 出力イメージそのままのデータ

  • LaTeXで画像ファイルを扱うには

    LaTeX2e では graphics パッケージまたはより高機能の graphicx パッケージを使います。プリアンブルに

    \usepackage{graphicx}
    と書いておき,図を読み込ませたいところに,たとえば
    \begin{center}
      \includegraphics[width=8cm]{foo.eps}
    \end{center}
    
    のように書くと指定した大きさに出力する事ができます。 さらにこれらを
    \begin{figure}[ht]
      \begin{center}
        \includegraphics[width=8cm]{foo.eps}
      \end{center}
      \caption{ほにゃほにゃの絵}
      \label{fooepsfile}
    \end{figure}
    
    として \figure で囲むことで、スペースを確保して図を配置し図番号付きで題名(キャプション)を付けられます。 \label で付けた名前は文章中で \ref{fooepsfile} の様にすることで図番号を参照することができます。
    [ht]は、図を置く位置を決定します。htbp (here, top, bottom, page)の4種類あり、その場所におくように試みられます。



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